税理士の仕事の質を上げるために大切なこと

税理士の仕事の良し悪しって、何で決まるのかなぁとよく考えます。
難しい話で、数学のように決まった形で答えが出るようなものでもありませんが、間違いなく重要だと感じることがあります。
今日はそんなことを書いてみたいと思います。
最近頂いたお問い合わせより
HPからのお問い合わせで、「遠方でも税務顧問は可能ですか?」というお問い合わせを頂きました。
特に、税務顧問に関しては、お客様にご迷惑をおかけすることなく、当事務所で対応できると判断した場合には、遠方でもお受けさせていただいています。
今やITツールが発達していますので、資料の授受なんかもメールやグーグルドライブなどで事足りますし、メールや電話、スカイプなどを活用すれば、遠方でもやり取りができてしまいます。
とはいえ、近ければ、何か起きればすぐに駆け付けることもできますし、現物の資料のやり取りなんかも近いほうが楽ですので、やっぱり近い方が便利であることは間違いないですね。
これまでの対応状況など
実際に、今までで一番遠方のお客様に関しては、兵庫県の姫路のさらに北の方のお客様もご対応させていただいています。
私自身は、大阪、そして、吹田市江坂が好きで、この地を選んで独立することになりましたので、吹田に根を張るお客様とお仕事をして、少しでも吹田の街に貢献できればと感じるところはあります。
一方で、色々な街に根を張るお客様とお仕事をさせていただくことで、刺激に感じることもあり、それはそれでワクワクするところもたくさんあります。
税理士の仕事の良し悪しは○○○に左右される?
とはいえ、私たち税理士の仕事は、お客様とのコミュニケーションが濃ければ濃いほど、その仕事のクオリティが上がっていくと私自身は感じていますし、逆に、コミュニケーションがうまく取れていないと満足のいく仕事は出来ないと感じています。
例えば、お客様がどのようなことに不安を感じていてとか、どのような夢を持っていてとか、そんなことを知ることなしに、どうやって仕事をするのだろうかと。
よく、会社の経理担当者とばかりコミュニケーションをとって、経営者とあまり会って話をしない担当者もいるというようなことを耳にすることがあります。
決算や申告を無事に完成するということだけで考えると、経理担当者と現場実務の話をしていればそれでよいかもしれませんが、それってどうなのかと。
私自身はそのように考えているので、特に、税務顧問をお受けする場合は、少なくとも四半期に一度は社長本人と顔を合わせてお話をさせていただきたいですし、逆に、お会いすることが難しいのなら、税務顧問としての満足のいく仕事は出来ないと思っています。
また、決算や申告だけの仕事も、このような考えから出来るだけお受けすることは控えています。
現場を見ることも大切なこと
確かに、スカイプなどであれば、画面上で顔を見てお話しすることもできますが、やっぱり、直接会って話をしたいというのが本音のところです。
そして、お客様の営業所や仕事の現場を見させていただくことで、気づきを頂くこともたくさんあります。
税務調査の場面でも調査官はきっちりと現場を見てきますし。
現場を見ていないと、税務リスクを見過ごしてしまうという落とし穴だってあるかもしれません。
まとめ
この前の記事の税理士選びの基準の話にもつながりますが、やっぱり、コミュニケーションは重要だと感じます。
私自身は、そんなに社交的なタイプではないですし、口下手で緊張するタイプでもあるので、もっともっとコミュニケーションを磨かないとと感じています(汗)