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平成30年度税制改正大綱でも言及されている「働き方」について個人的な振り返りとともに

 
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創業や経営支援分野に注力している税理士事務所です。税理士としては珍しい大手金融機関で融資実務を経験したキャリアを持ちます。どんな些細なことでも相談していただけるように丁寧な対応を心掛けています。
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最近、新聞を読んでいると、「働き方」をテーマにした記事や、セミナー広告なんかをよく見かけるようになりましたし、間違いなく、最近の重要なキーワードであるのだろうと感じます。

実は、先々週に公表された平成30年度税制改正大綱にも「働き方」についてかかれている部分があります。

この税制改正大綱を「働き方」というワードで検索してみると、なんと11件もヒットするので驚きです。

そんなこんなで、今日は、「働き方」ということについて個人的に感じることを書いてみたいと思います。

平成30年度税制改正大綱と「働き方」

今回の税制改正大綱では、所得税の改正として、給与所得控除や公的年金等控除、基礎控除の見直しが明記されていますが、その改正に至ることになった考え方を説明する部分で、「働き方」について言及されています。

具体的には、「学校を卒業して1つの会社で定年まで勤めあげて、年金生活に入る。」といった多くの方が歩んできたライフコースが変わりつつあり、フリーランスとしての働き方や、子育てをしながらの在宅ワークなど、働き方が多様化しつつある現状に触れています。

そして、今回の改正案は、こういった様々な働き方を支援・後押しするためのものであると。

改めて感じることですが、税制というのは、どうしても負担ばかりに目が行ってしまいがちですが、将来どのような未来を目指していくのかということに直結してきますので、この部分があいまいだと片手落ちとなってしまのでしょうね。

具体的な改正内容だけでなく、改正案の裏側にある考え方にも目を向けてみることも面白いのでお勧めです。

さて、話がそれましたが、上記の「働き方」に関する部分は、平成30年度の税制改正大綱の主に3ページあたりをご覧いただければと思います。

自分の過去を振り返ってみると

改めて、自分自身を振り返ってみても、仕事が中心のときもありましたし、一方で、子供が出来てからは、家族との時間を大切にするようになりました。

また、新卒で金融機関に入社したときには、この会社で一生勤めあげると思っていたのですが、全く違う業界に転職をして、さらには、独立までするなんて考えてもいませんでした。

私の周りでは、同業である税理士の先輩や後輩を除いて、学生時代の友人なんかは、そのほとんどが新卒で入社した会社でしっかりと頑張っていますので、学生時代の友人から見るとレアケースの働き方なんだと思います。

金融機関勤務時代

新卒で入社した金融機関は、金融機関の中でもお役所の色が特に強く出ていて、世間的には政府系の金融機関と誤解されている部分もありましたが、魅力的な部分も多く、私自身は、ものすごい愛社精神を持って入社したことを覚えています(笑)

そして、入社して初めての上司が猛烈系タイプの方で、根性と精神力で休日出勤をしてでも乗り切るぞ的な感じだったことを思い出します。

ただ、初めての社会人ということもありましたし、また、周りも同じ環境で頑張っていましたので、なんの疑問も抱かず、朝の7時半に会社に着いて、そして、家に帰るのは0時を回ってからという今思えば辛い生活を数年間続けました。

とはいえ、20連勤位したときはさすがに体がふらふらしていましたが(汗)

ちなみに、入社して2~3年目くらいの頃までは、なんだかんだで、証券外務員だの銀行業務検定だのといった資格試験を週末に受けていましたので、休みの日もそんなに休めていなかった気がします。試験に落ちると出来ない業務も出てくるので、それはもう必死でした。

おそらく、この頃が仕事への拘束時間が一番多かったのだろうと思います。

研修出向時代

その後、研修出向ということで、半年間、他の金融機関でお仕事をさせてもらった時期がありました。

その金融機関では、働き方に対する意識が徹底していて、なんと、19時になるとパソコンが強制的にシャットダウンされるように設定されていて、安易な残業は全くできない環境になっていたため、ある意味、根性と精神力で休日出勤をしてでも乗り切るぞというような作戦は通用しません。

当然、金融機関では、どうしても今日中にやらないといけないような現業の仕事がありますので、日中の密度がとても濃くなります。

確かに、「だらだら残業」はなくなっていましたが、日中のプレッシャーが半端なく、繁忙期には事務所内を走り回っているというような光景もありました。

研修の身ではありましたが、これはこれで大変な環境でしたので、個人的には・・・という感じでした。

税理士法人勤務時代

税理士業界に飛び込んで感じたことは、税理士業界も金融業界に負けず劣らず体育会やなぁと。

私自身も、急な仕事で生まれて初めて完徹したこともありましたし、普段から土日も仕事に充てるようなことが多かったものの、上には上がいるもので、この人いつ寝ているのかと思うようなすごい方もいました。

とはいえ、仕事の経験や自己啓発が自分の成長に直接的に結びついて、そして、それが、お客様に喜んでもらえることにつながるというサイクルには感動しました。

前職の金融機関では、その多くがゼネラリストでしたし、部署が変わればやる仕事も変わりますし、管理部門にまわることだってあります。自分の望む仕事ばかりができるとも限りません。

それを考えると、やりたいことをやって、自分の成長を感じれて、それがお客様からのありがとうにつながる税理士の仕事っていいなと感じています。

子供が生まれてから

子供が生まれてからは、少し考え方も変わるようになりました。

子供の成長は、今のこの一瞬を逃してしまうと、もう過去に戻ることはできませんので、とにかく、子供との時間を大切にしようと。

となると、無駄に残業はしたくありませんでしたので、子供が寝ている朝早くから会社に行って、夜は残業せずに家に帰って、子供とお風呂に入ったり、一緒にご飯を食べるように。

もちろん、子供が寝れば、いくらでも仕事ができますし、本を読んだり自己啓発にも充てられます。

特に、吹田で開業してからは、さらに時間の使い方が自由になりました。

保育園に送って行ったり、子供とお風呂に入ったり、一緒の布団で寝たりというのは、今しかできませんので、それができる今の環境に本当に満足しています。

まとめ

思い返してみると、仕事が一番だったり、子供が一番だったり、その時々で自分の働き方にも変化があるものだと感じます。

少なくとも今言えることは、やりたいと思えることに注力できる今の仕事と、時間的な自由度の高さには満足しています。

もちろん、その反面、何かあった時の安定性には欠けますし、不安もつきません。

上記の話で、「税制」とはどんな将来を目指していくかということと直結するということを書かせてもらいましたが、「働き方」とはどんなライフスタイルを目指していくかということと直結するものだと感じます。

その多様な働き方を税制がバックアップしてくれるのであれば、それは、ありがたいことですね。

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