売上よりも利益よりも、社長が気を付けておきたいこと、準備しておきたいこと

事業を立ち上げると、まずは、資金繰りを途絶えさせずに事業を継続することが重要になります。
そのためには、事業立上げ前の綿密な数値計画が必要になりますし、出来れば、創業融資も活用して手元資金を増やしておきたいところです。
そして、社長がたくさん営業をして顧客を開拓して売上を上げる。
そして、無駄な経費を削減して、利益を残す。
どれも非常に重要ですが、もっと大切なこともあると考えています。今日は、そんな話をしたいと思います。
社長が倒れたら事業はストップする
事業の継続はお金次第。このブログでもずっと書かせていただいていますので、このことに異論はありません。
しかし、創業期のように、社長が一人で、又は、全てを握って活動しているという場合には、社長が倒れてしまったら事業は完全ストップしてしまうというでしょう。
とはいえ、事業のスタートを切って、自分の目標であったり、未来の成功に向けて突っ走っている中で、まさか自分が倒れるなんて、そんなことを考えもしないはず。
けど、万が一、何の準備もなく自分が倒れとしまったら、その事業はぴたっとストップしてしまうことになるのではないでしょうか。
万が一のことも考えておく
もし、万が一、自分が倒れてしまって事業がストップしたらと考えると本当に恐ろしい話です。
まず、お仕事の途中のお客様に迷惑をかけてしまうことになるでしょうし、残された従業員や家族も本当に悲惨です。
いくら健康だからと言っても、事故にあう可能性もあれば、いきなり倒れてしまうことだってあるかもしれません。これは、誰にだって絶対大丈夫と言い切れる話ではありません。
そう考えると、万が一のことを想定して、そのための準備をしておくことは、ある意味、社長の義務だと言ってもいいかもしれません。
万が一のための備え
もし、同じ会社の役員など、事業のパートナーがいる場合には、そのパートナーに万が一のことがあった場合に備えて色々と情報を共有しておくべきでしょう。
そして、もし、ひとりで事業を行っている場合には、万が一のことがあった場合に備えて、家族に託しておくことをまとめておくべきでしょうし、同業の仲間など、万が一の時に頼る人も見つけておきたいところです。
悩ましい話で、直近の顧客とのアポの状況、顧客への連絡先、いつまでに何を支払うか、ネットバンクをはじめとする各種パスワード・・・と、共有しなくてはならないことが山ほどあると思いますので、簡単に準備をできるものでもありません。
だからこそ、今すぐにでも準備を進めておくべきだと言えます。
普段の習慣から見直してみる
いきなりの事故は避けられないとはいえ、生活習慣を見直すことで、避けられることもあるはず。
健康に気を遣うのも社長の義務だと言っても良いかもしれません。
歩く時間を増やしてみる。
週に一回はアルコールを抜いてみる。
などなど、簡単にできることは山ほどあります。
日々の習慣の積み重ねで将来が大きく変わる可能性もありますので、小さなことから少しずつ始めてみましょう。
まとめ
ほとんど自分に向けて書いたようなものですが、万が一のことを想定してその準備をすることは社長の義務だと言っても良いですね。
さて、話変わって、実は、最近こんな本を読みました。
科学的な見地から、体に良い食事と、体に良くない食事を理由付きでまとめられているのですが、納得するととともに恐ろしいなぁとも。
普段何気なく食べている食事でも体に良いものと悪いものがある。
別に好きでもなく、嫌いでもなく、何気なく食べているのに、その食事が自分の体を悪くしているかもしれないと考えたらものすごく恐ろしくなりました。
百歩譲って、自分が好きで好きでしょうがないと思って、敢えて食べているものなら、体を悪くする結果になってもある程度は納得のいくことだと思いますが、別に好きでも嫌いでもなく気にも留めないようなものなら健康に良いものにチェンジしたほうが良いですよね。
何気ない習慣の積み重ねが原因で将来体を壊すかもしれないと思ったら、普段の食事に敏感になるようになりました。
とりあえず、デスクワークが続くときにかなりの頻度で食べているスナック菓子は辞めようというところから始めます(笑)
今日の日記
今年はあたりの本に出合うことが多いと感じているのですが、昨日読んだ本もこれまた面白かったです。
私自身は知りませんでしたが、著者は、相当有名なブロガーのようですね。ブログも読みましたがめちゃめちゃ面白いです。
最近は週に1冊ペースくらいですが、もう少し読書のペースを上げたいところです。