経営理念と専門家として大切にしていきたいこと

本日、5月1日から令和がスタートしました。
テレビを見ていても、年末年始のような特集番組が多く、あぁ、区切りなんだなぁとしみじみ感じてしまいます。
平成最後の夜にしていたこと
さて、そんなこんなで、昨日は平成最後の夜だったわけですが、夕ご飯を食べて歯磨きをしているときに、鏡を見ていてふと気づいたことが。
「あれ、ほくろが少し大きくなっているし、腫れてきているような。」
「う~ん。目の横のシミも少し黒くなってきているような。」
気になりだしたらどうにもこうにも止まりません。
ネットで調べれば調べるほど、悪い情報ばかりに目が行ってしまい、そんなことをしているうちに、平成最後の夜が過ぎていきました。
異業種からの気づき
連休で皮膚科も休みだろうなぁと思っていると、事務所近くの皮膚科がたまたま受診日で、早速その皮膚科に行ってきました。
受診の結果、悪いものではなく、とにかくホッとできました。
ちなみに、 皮膚科に行くのは、子供のころ以来かもしれません。
皮膚科と言えば、いつ行っても混み混みのイメージで、先生も患者を回すことに集中してか、ろくに説明もしてくれないというイメージを持っていたのですが、今回はとても丁寧に書籍まで開いて相談にのってくれて、逆に感動しました。
皮膚科に行く前の不安の大きかったこと。そして、皮膚科を出たあとのスッキリ感。さっさと、病院に行って良かった~という感じですね。
つい数年前もこんな記事を書きましたが、業種は違えど、今回も、自分が専門家のサービスを受ける側として、色々と学びや気づきをもらったように感じます。
専門家として何が大切か
改めて感じるのは、専門家に何かを頼むときというのは、
- 自分ではどうしようもできない
- 自分では正しい答えが見つからない
- 今のままでは不安だ
- 将来が心配でしかたない
- この問題を解決したい
- などなど
色々あるかと思うのですが、突き詰めて考えると、そこには、「心配」や「不安」があり、そして、自分だけでは解決できないからこそ専門家に頼むのだろうというところに行きつきます。
と考えると、お医者さんだけに限らず、税理士を含め、私たち専門家が最も大切にべきことは、お客様の「不安」や「心配」を「安心」に変えることではないかと。(もちろん、個人的見解です。)
お医者さんであれば病気を治すこと、弁護士さんであれば紛争を解決すること。
税理士であれば、お客様の財産を守ることや、節税を図ること、適正な税務申告をすることなど、色々と具体的にすべきことはあるかと思います。
しかし、 お客様の「不安」や「心配」を「安心」に変えるということは、例えにくいですが、もう一段上にあるもので、この部分をしっかりと意識することって、とっても大切なことだと感じさせられます。
当事務所の経営理念(ミッション)
経営理念と言えば、経営の羅針盤のようなもので、迷ったときはココを振り返るというくらいに大切なものだと認識していますので、私自身も独立前から色々と考えてきました。
色々と考えている中で、確かにどれも自分にとっては大切なことで、偽りない気持ちでもあるのですが、なんとなくすっきりと腹落ちしていないような感じもしていました。
けど、今回のことで気づいたこのキーワードはすごくすっきりと腹落ちするように感じています。
もちろん、私の場合は税の専門家ですので、税を通してお客様の「心配」を「安心」に変えられるようなそんな仕事を積み上げていければと感じています。
まとめ
本日から令和ということで、事務所としても気分一新、しっかりとしたミッションを持って、これからの仕事に当たっていきたいと思っています。
あとがき
このGWはずっとkindle化を待ち望んでいたこちらの小説を遅ればせなら読ませてもらいました。
97年、98年あたりの金融危機の頃を背景にした書籍はかなり読んでいたのですが、サブプライム問題からリーマンショックあたりの書籍はあまり読めておらず、こちらの本をずっと読みたいと思っていましたので、かなり満足です。
リーマンショックのころは金融機関に在籍していましたので、当時のことも色々と思い出しました。